スポーツベット 日本シリーズ配慮型コンクリート「SUSMICS-C」を国土交通省発注工事で初打設

~利賀ダム用の骨材洗浄プラントの躯体を構築~

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2026.05.14

スポーツベット(株)<社長 新村達也>はこのほど、CO2の固定効果があるバイオ炭を混合するスポーツベット 日本シリーズ配慮型コンクリート「SUSMICS-C」を国土交通省北陸地方整備局発注の「利賀ダム本体建設(第1期)工事」(富山県南砺市)サイト内の仮設構造物である骨材洗浄プラントの躯体に100m3打設しました。

SUSMICS-Cは、木質バイオマスを炭化させたバイオ炭を混ぜ合わせたスポーツベット 日本シリーズ配慮型コンクリートで、木質バイオマスが成長過程で吸収した大気中のCO2を難分解性の炭素としてコンクリート内に固定します。使用するバイオ炭は、炭素含有率が約90%と非常に高く、1kgあたり実質2.6kgのCO2固定効果があります。一方、SUSMICS-Cの製造には、特殊な製造プラントが不要であり、生コンプラントのミキサにバイオ炭を手投入するだけで製造できることも大きな特長です。

骨材洗浄プラントの躯体に打設したSUSMICS-Cには、1m3あたり細骨材置換でバイオ炭20kgを混合しました。製造時のCO2排出量が少ない高炉セメントと組み合わせた結果、強度レベル(24N/mm2)が同等で普通ポルトランドセメントを使用するコンクリートと比較すると63%のCO2排出削減効果を有し、今回の打設量100m3に対する定量的なCO2削減量は13.5トンと試算されます。また、品質・施工面では、普通コンクリートと同等のスランプ経時変化特性やポンプ圧送性、所定のワーカビリティーや圧縮強度、土木の有筋構造物に対する十分な施工性を備えていることを確認できました。

なお、SUSMICS-Cは、わが国が国連に報告する温室効果ガスインベントリ(温室効果ガス排出・吸収目録)の対象技術です。また、CDR(Carbon Dioxide Removal:CO2除去)技術に該当するスポーツベット 日本シリーズ配慮型コンクリートであり、国土交通省発注工事で現場打設されたのは今回が初めてです。

当社は、SUSMICS-Cをさまざまな工種・構造物へ幅広く展開すべく引き続き研究開発・実証を重ね、脱炭素社会の実現に寄与する考えです。

以上

≪参 考≫

SUSMICS-C

SUstainable + SMI(炭) +CarbonStorage +Concreteの下線部から名称を構成。

バイオ炭のCO2固定化量

J-クレジット制度の方法論「バイオ炭使用型コンクリートの使用」を参考に、原料収集及び製造過程でのCO2排出量を考慮して試算。

CDR(Carbon Dioxide Removal:CO2除去)技術

大気中からCO2を除去する技術。CO2排出量の「削減」に加え、大気中CO2の「除去」という考え方がカーボンニュートラル実現に向けて不可欠な要素として注目されている。

骨材洗浄プラントにおけるSUSMICS-Cの製造~打設、打ちあがり状況

バイオ炭(20kg/袋)投入状況
バイオ炭(20kg/袋)投入状況
コンクリートポンプ車による圧送
コンクリートポンプ車による圧送
コンクリート打込み状況
コンクリート打込み状況
脱型後の骨材洗浄プラント全景
脱型後の骨材洗浄プラント全景

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